近視進行抑制点眼剤リジュセアミニ(0.025%アトロピン点眼)選定療養開始(令和8年6月から)
近視の進行は20世紀は屈折近視が主体で、21世紀は眼軸長伸展が主体と考えるようになった。
以前からシンガポールチームが、低濃度0.01%アトロピン点眼を用い、点眼をしない群より
点眼をしていた群が、2年後の眼軸長の進展が60%抑制できた報告された。
今回更なる効果、最小限の副作用を求めた結果0.025%アトロピン点眼(リジュセアミニ)が承認された。
本剤は5歳以上18歳以下の近視患者を対象に1日1滴、1日1回就寝前に点眼する。
近視の進行は視力障害を伴う眼合併症(緑内障、網膜剥離、近視黄症)の発症リスクを増加させることが知られている。
近視の進行は、遺伝、環境等が多因子で関係され、大人の3倍速い子供時に近視の進行を抑制することが重要で、
本剤は近視進行抑制治療薬で治療の一助となることを期待している。
令和8年6月から厚生労働省省が定める選定療養の対象となり、点眼薬代4380円代だけ全額自己負担、検査・診察代は
医療保険となりました。
対象は眼軸が一番伸びる6~8歳から始め、高校生まで続けることが望ましい。
副作用と考えられるのは、散瞳、顔面紅潮、血圧上昇、頻脈、痙攣、嘔吐などが考えられるが、わずかな発症
などで安全性は承認されている。






